この度、アイジー工業株式会社(本社:山形県東根市、代表取締役社長:森 安弘)は、山形県と売買契約を結び、山形県が運営・管理する「やまがた太陽と森林(もり)の会」が取得したクレジットを購入しました。
今回購入した山形県J-クレジットは、全社カーボンニュートラル化を目指す中で省エネルギーを進めながらも削減しきれないCO₂排出量部分のオフセットに活用いたします。また、弊社が拠出しましたクレジット購入資金が、山形県内の環境保全事業への支援、山形発の地球温暖化対策への一助となるものと、期待しています。
弊社は、昨年1月に発表した「IG-CN2050宣言」{2050年ネットゼロ達成(Scope1-2対象)}を目指したカーボンニュートラル活動を推進し、12月に山形県内全事業拠点のカーボンニュートラル(Scope1-2)を早期達成しました。
今後は、目標の前倒しを図り、2025年までに茨城県の事業拠点や全国の営業拠点を含む全社でのカーボンニュートラル化を目指してまいります。
■契約概要
契約対象 : やまがた太陽と森林(もり)の会クレジット
購入クレジット : 再エネ(太陽光発電設備)
用途 : アイジー工業の事業活動におけるCO₂排出量のオフセットに活用
契約締結日 : 2024年3月4日
■「やまがた太陽と森林(もり)の会」について
県民の皆様が設置した再生可能エネルギー設備(太陽光発電設備又は木質バイオマス燃焼機器)で生み出されたCO₂削減効果を取りまとめ、国のJ-クレジット制度を活用して、その環境価値を「見える化」するとともに、環境価値の取引により得られる収益を県内の環境保全事業に活用するものです。
■アイジー工業のカーボンニュートラル取り組みについて
CO₂フリー電力である「やまがた水力プレミアム」を導入することで山形県内全事業拠点の電力を水力発電由来に切り替え、東北由来J-クレジットによるカーボンニュートラルLPGを山形県内製造工場へ導入したことなどにより、山形県内全事業拠点のカーボンニュートラル(Scope1-2)を達成しました。これにより、山形県で生産する「アイジーサイディング」、「アイジールーフ」を実質カーボンフリー商品として2024年1月より供給開始しています。
※J-クレジット活用による実質カーボンフリー(対象範囲Scope1、Scope2)
■アイジー工業について
1970年山形県東根市に創業。以来、アイディアを生み出す発想力、具現化する技術力を背景に、自社で研究開発・製造・販売を行っています。主力商品は建築用金属外壁材・屋根材。現在は、機能性・耐久性を高めると共に、金属ならではの美しさを追求しています。企業理念「わたしたちは、豊かな発想力と確かな技術力で、ニッポンの建物を強く、優しく、美しく包みます。」アイジー工業はこの理念の実現と共に100年企業を目指し着実に歩みを進めています。
《本件に関するお問い合わせ先》
アイジー工業株式会社 営業企画室 竹屋(たけや)
電話 0237-43-1810 FAX 0237-41-1810