さらなる耐⾷性向上を実現した次世代ガルバ鋼板
『超高耐久ガルバ』を全商品に採⽤した、さびに強い屋根材です
「超高耐久ガルバ」とは、「2%マグネシウム-55%アルミニウム-亜鉛合⾦めっき鋼板」です。ガルバリウム鋼板(55% アルミニウム-亜鉛合⾦めっき鋼板)にマグネシウムを2%添加することにより、めっき層を強化しました。
『超高耐久ガルバ』はガルバリウム鋼板に⽐べ、3倍超※1の寿命が期待できます。
- 促進耐食性試験における超高耐久ガルバとガルバ鋼板のめっき部の溶出量の比較
強さの秘密はマグネシウム
『超高耐久ガルバ』の表面
『超高耐久ガルバ』のめっき層は、粒状のアルミリッチ層を亜鉛リッチ層が網目状に取り囲んでいる構造で、マグネシウムは亜鉛リッチ層と共存しています。めっきに含まれる亜鉛、アルミニウム、マグネシウムは最もバランスよく機能する組成となっているため、特に厳しい腐⾷条件下で、より優れた耐⾷性を発揮します。
マグネシウムの働き
亜鉛は、鉄がさびる前に自ら酸化物・水酸化物などになり鋼板を保護します。これを「犠牲防食作用」と呼びます。さらにこの酸化物・水酸化物などは保護被膜として機能します。『超高耐久ガルバ』は、亜鉛リッチ層にマグネシウムを共存させることで、より緻密で水に溶けにくい保護被膜を形成することが可能となりました。この効果により、亜鉛リッチ層の消耗が抑えられるため「犠牲防食作用」が長期にわたり確保されます。
■「犠牲防食作用」のイメージ
さびから守るめっき厚AZ150
超高耐久ガルバのめっきは、一般的なガルバリウム鋼板のAZ120(めっき付着量120g/m²)に比べ、めっきの付着量が多く、鋼板断面を比較してもAZ150はめっき層が厚いことがわかります。めっき層が厚いため鉄(鋼板)をさびから守り、高い耐久性を発揮します。
安心の長期保証
『超高耐久ガルバ』の採用により、穴あき25年保証※2を実現。保証対象地域は海岸線より500m以遠までとなり、幅広い地域でご使用いただけます。
■保証期間
- 登録いただいた建築物に対し、保証規定に基づいて元請け業者様に対して保証いたします。