[木造住宅向け金属製屋根材]
アイジールーフ
アイジールーフは1㎡あたり5.0kgと超軽量のため、建物にかかる負担が軽減されます。 屋根は建物の一番上部に位置していますので、この屋根が重ければ重いほど柱やはりにかかる負担は大きくなります。他の材料と比べてみると、アイジールーフは約600kgで、スレート屋根の約1/4、和瓦屋根の約1/10と超軽量なので、既存屋根を撤去しない「カバー工法」によるリフォームにも最適です。さらに金属製のため、地震による「割れ」の心配がありません。
■屋根の重さを動物に例えたイメージ
地震による建物への負荷は、建物の重量に比例して増大します。さらに、屋根が重いと建物の重心が高くなるため、地震時の建物の揺れ幅がより大きくなります。軽量なアイジールーフを使用した場合、建物の重量も軽くなり重心位置も低くなるため、揺れ幅が小さくなります。また、建物の柱やはりなどの躯体にかかる負担も低減できます。
■地震による揺れのイメージ
屋根の模型に最大風速65m/sの強風を3分間当てる強風実験を行いましたが、スーパーガルテクト本体は飛散しませんでした。
この強風実験結果は、上記実験条件での性能です。下地の状態、屋根形状、勾配、風の向きなどにより強風性能は変わります。いかなる自然状況や施工状況においても異常が発⽣しないことを保証するものではありません。
■試験の様子を動画で見る
一般財団法人建材試験センター中央試験所にて実施 06:51
しん材に採用している「ポリイソシアヌレートフォーム」は、燃焼時に表面が炭化し燃焼の拡⼤を防⽌する⾃己消火性を備えているため、⼀般的な硬質ウレタンフォームに⽐べて、発熱量、発熱速度が小さく難燃性に優れています。さらに⾶び火性能認定も取得し、安全性も兼ね備えています。
本体同士の横ジョイント部には、排水機構とリブ付き折り返しを設け、⾬水の浸入をシャットアウトします。新築と改修(合板下地工法)の2.5〜3⼨勾配の物件では、ジョイント下地施工が全段必要となります。
表面は薄い金属板ですが、断熱材が一体化しているため一般的な金属屋根に比べて遮音性能に優れています。実際の屋根を再現した模型に人工降雨機で雨を降らせ、屋外と室内にそれぞれ設置したマイクにて雨音を測定しました。鋼板とポリイソシアヌレートフォームの一体化により、雨量106mm/hの豪雨の雨音も、室内ではささやき声程度の雨音へと低減します。
天井:化粧せっこうボード厚さ9mm+グラスウールマット25mm(16kg/㎡品)使用時の場合