高い断熱性で快適な空間づくりに貢献

外壁材の中でもトップクラスの断熱性があるため空調が効きやすくなり、快適な作業空間を実現します。空調にかかるエネルギーも削減できるのでランニングコストを抑えることができます。

他の外壁材との断熱性能比較

断熱ヴァンドNZ35（35mm厚品）でも150mmのALCを凌ぐ断熱性を発揮するなど、薄いパネル厚でも断熱性に優れています。

他の外壁材との空調コスト比較

アイジーヴァンドは断熱性が高く、省エネルギーで空調コストの削減に大きく貢献します。

■外壁材仕様の違いによる1年間の空調コスト比較

＜建物条件＞建物所在地：東京都 構造：Ｓ造 外壁面積：3,300㎡ 屋根面積：2,100㎡ 開口面積：300㎡ 外壁仕様：グラフ参照 屋根仕様：二重折板+グラスウール（10kg/㎥）100㎜ 開口部仕様：複層サッシ（F6+A6+F6） 内装：無し

＜計算条件＞室内温度：夏期・設定温度28℃、冬期・設定温度20℃ 室外温度：気象庁ホームページより各月の月平均気温を引用 稼働時間：冷房時・12時間/日、20日間/月、4ヵ月間 暖房時・12時間/日、20日間/月、5ヵ月間 電気代：19円/kWh

（注）国土交通省大臣官房官庁営繕部設備・環境課監修の建築設備設計基準に掲載している冷房負荷計算、暖房負荷計算の計算方法を用いて、外壁、屋根、開口部のみを対象に比較しており、実際の費用とは異なります。また、断熱ヴァンドNZ50の壁タイプは、断熱性能を考慮して耐火ヴァンドRZ75と同じ壁タイプⅢの値を使用しています。

遮熱効果で夏の暑さをシャットアウト

遮熱効果のあるフッ素樹脂塗装品で、表面鋼板の優れた遮熱効果により夏場は熱の侵入をシャットアウト。高い断熱性とのW効果で快適な環境を提供します。

遮熱性フッ素樹脂塗装鋼板は、一般的なポリエステル樹脂塗装鋼板に比べ、高い日射反射効果があります。

対象商品：耐火ヴァンドRZのフッ素樹脂塗装品、断熱ヴァンドNZのフッ素樹脂塗装品

■遮熱効果のイメージ

日射反射効果による表面鋼板の温度比較

遮熱性フッ素樹脂塗装品の表面温度は、一般的なポリエステル樹脂塗装鋼板（当社従来品）と比べて温度が上がりにくいことが分かります。

◎試験方法

２枚並べた試験片の中心にメタルハライドランプを照射し、一定時間後にサーモカメラにて照射側鋼板面を観察しました。

◎試験片

Ａ：遮熱性フッ素樹脂塗装品（標準品、シャンパンゴールド）
Ｂ：ポリエスエル樹脂塗装品（弊社従来品、シャンパンゴールド）

◎環境条件

室温12℃、照射距離100mm

表面鋼板の日射反射率の測定値

◎測定方法

JIS K 5602に基づき日射反射率（波長域：300～2,500nm）を測定。太陽光の波長域の中で、熱に影響する部分は、可視光50％と言われており、上記の数値はこれらを含めた波長領域での測定値です。

• 塗料、鋼板メーカーによる測定値で、性能保証値ではありません。