軽さと独自のかん合形状で地震の時も安心な外壁材
他の外壁材と比べて圧倒的に軽い
アイジーサイディングは1㎡当たり3.6kg~5.2kg。窯業系サイディングやALCパネルの1/3~1/10程度ととても軽量です。
■他の外壁材との重量比較
軽い壁が安心な理由
地震による建物への負荷は、建物の重さに比例して増大するため、建物の重さが重いと地震時の建物の揺れ幅も大きくなります。軽量なアイジーサイディングを使用した場合、建物の重さも軽くなるため、地震時の揺れ幅も小さくなります。また、建物の柱や梁などの躯体にかかる負担も低減できます。
■地震による揺れのイメージ
独自のかん合形状で脱落を防ぐ
アイジーサイディングは、かん合部の⽚側のみを固定して施⼯します。地震時には、かん合部がスライドして揺れによる躯体(柱や梁)の変形に追従するため脱落の⼼配がなく安⼼です。
■かん合部のスライドイメージ
強風による飛来物から生活を守る外壁材
金属製の外壁材は飛来物に対する耐衝撃性に優れているため、(株)風工学研究所※1の報告でも『消防署、警察署、病院、避難所などの緊急時に地域の安全を守る使命をもつ公共建築物では、金属系サイディングかこれ以上の耐衝撃性能をもつ外壁を使用することが望ましい。』とされています。
他の外壁材との耐衝撃性能比較
図のような試験装置にて加撃体を発射し、室内側の状態を観察しました。他の外壁材ではミサイルレベルCで加撃体が室内側まで貫通、または裏面側の破壊が見られましたが、アイジーサイディングはミサイルレベルDでも貫通が見られませんでした。
◎試験方法/ASTM E 1996に基づく
◎試験条件/
2種類の試験体について質量と衝突速度の異なる4つの条件で試験
- ● 加撃体:2×4材
- ● 加撃体質量:0.91~4.1kg
- ● 衝突速度:15.2~24.4m/s
- ● 試験体:
・アイジーサイディング15mm、
透湿防水シート、グラスウール16K100mm、
せっこうボード12.5mm
・窯業系サイディング12mm、アスファルトフェルト17kg品、
グラスウール10K50mm、せっこうボード9.5mm
●試験結果※2
- (株)風工学研究所 平成23年度建築基準整備促進事業「風圧力、耐風圧設計等に関する基準の合理化に資する検討報告書」より引用。
- 試験結果は性能を保証するものではありません。
- 想定藤田スケールは国土交通省気象庁のホームページより引用。
- ミサイルレベルと想定藤田スケールの関係は国土交通省総合技術開発プロジェクト「災害拠点建築物の機能継続技術の開発」にて設定。
安心の防耐火性能
様々な用途、地域でお使いいただけるよう防耐火認定を数多く取得しています。
詳しくは、商品別取得認定一覧でご確認ください。
●鉄骨造にも対応可能
ロ準耐火二号建築物に対応できる商品もラインナップしています。
対象商品はこちら(準不燃材料認定と鉄骨下地での防火構造認定を取得)
独自のかん合形状で、雨水や湿気をシャットアウト
本体独自のかん合形状とシール材で、雨水の浸入を防ぎます。万が一、雨水が浸入した場合でも、下地部材を通って雨水は屋外に排水される仕組みになっています。 室内からの湿気を屋外へ排出する外壁通気構法により、壁体内の結露を抑制させ、住まいの耐久性を向上させます。